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硬水と軟水の違いとは?特徴の違いを活かしたお水の美味しい飲み方

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硬水と軟水の違いとは?特徴の違いを活かしたお水の美味しい飲み方

私たちが飲んでいる水には、硬水と軟水で違いがあるのをご存知でしょうか?

硬水と軟水があることは知っているけど、どんな違いがあるのか分からないという方も少なくないことでしょう。

最近では、ミネラルウォーターも多く販売されていて、世界の名水や地下湧水などの自然水も手軽に飲めるようになってきました。

ミネラルウォーターには様々な種類があり、商品によって味や成分が大きく違っています。

自分のライフスタイルに応じて軟水と硬水を飲み分けることができれば、より健康的な生活を送ることが可能になります。

硬水と軟水の違いについて理解することで、自分に合ったミネラルウォーターを選びやすくなるでしょう。

そこで、以下のポイントについてまとめてみたいと思います。

  • 硬水と軟水を定める硬度の基本知識
  • 硬水と軟水の特徴の違いと目的別の選び方
  • 硬水と軟水によって違う美味しい水の飲み方

ミネラルウォーターの硬水と軟水には、どのような違いがあるのでしょうか?

また硬水と軟水で、どのように選べばいいのでしょうか?

今回は、硬水と軟水の違いを活かしたお水の美味しい飲み方について、ご紹介しましょう。

 

1.硬水と軟水を定める硬度の基本知識

硬水と軟水の違いとは?特徴の違いを活かしたお水の美味しい飲み方

ミネラルウォーターには、硬水と軟水という2種類があります。

ここでは、硬度によって違いがある、硬水と軟水について解説していきますね。

 

①硬水と軟水のミネラルウォーターの違いは硬度にあり

硬水と軟水の違いとは?特徴の違いを活かしたお水の美味しい飲み方

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水には硬度という基準があり、この硬度によって軟水と硬水に分けられています。

硬度とは、水に含まれているカルシウムやマグネシウム・カリウムなど、ミネラル成分の濃度のことです。

当然濃度が高ければ硬水、低ければ軟水となるわけですが、具体的には以下のように定義されます。

  • WHO(世界保健機関)では、1リットル当たりの硬度120mg以下が軟水、120mg以上が硬水と定義される。
  • 一般的には、1リットル中に100㎎以下が軟水、101㎎から300㎎が中硬水、301以上が硬水。

また、水の硬度は、以下の計算式で算出することができます。

ミネラルウォーターの硬度=(カルシウム量mg×2.5)+(マグネシウム量mg×4)

簡単に言うなら、ミネラル成分がより多く含まれている方が、硬水のミネラルウォーターというわけですね。

では、ミネラルが多く含まれる水とそうでない水ができるのはなぜでしょうか?

空から降ってくる雨水には、ミネラル成分はほとんど含まれていません。

雨が降った後に、異なる地質層や岩石層の隙間に浸み込んでミネラル成分が溶け出し、栄養素や味を含んだ水が出来上がるのです。

中には、500種以上の物質がほどよく溶け込んでいるミネラルウォーターもあるんですよ!

硬水と軟水は硬度によって、まろやかに感じたり、重く感じたりします。

硬度が低いほどまろやかで飲みやすく、硬度が高いほど重くて苦味を感じやすくなります。

 

②日本のミネラルウォーターのほとんどは軟水である

硬水と軟水の違いとは?特徴の違いを活かしたお水の美味しい飲み方

日本のミネラルウォーターのほとんどは、軟水です。

日本に軟水が多いのは、大地を形成する地殻物質と深い関係があります。

水の硬度を決めるカルシウムやマグネシウムは、地層中の岩石から時間をかけて溶け出します。

日本は島国で面積が狭く、川の傾斜も急な場所が多いため、地層に浸透する時間が短くなり、ミネラル分があまり含まれていません。

そのため、日本には硬水のミネラルウォーターがほとんどないのです。

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日本人は生まれた時から軟水に慣れているため、軟水の方が飲みやすくて好きだという人も多いのではないでしょうか?

 

③ヨーロッパや北米の水は硬水が主流!

硬水と軟水の違いとは?特徴の違いを活かしたお水の美味しい飲み方

ミネラルウォーターの硬度は、世界中の地域によって違いがあります。

日本とは反対にヨーロッパ大陸や北米大陸では、硬水のミネラルウォーターが主流です。

ヨーロッパやアメリカ・カナダには石灰岩地質が多く、地下水が高大な大地をゆっくりと流れます。

その結果、地層に浸透する時間が長くなり、硬水になりやすいというわけですね!

ヨーロッパなどのミネラルウォーターには、炭酸ガスを含んだミネラルウォーターもたくさんありますよね。

それほど様々な種類のミネラルが含まれやすい地形をしているということです。

日本では、沖縄県周辺で硬水のミネラルウォーターが多く見られます。

沖縄本島の中部や南部には、サンゴ礁で形成された琉球石灰岩地層があり、河川の水や地下水はカルシウム成分を多く含んでいます。

地域の地質がいかに水の硬度に大きな影響を与えているのか、分かっていただけたのではないでしょうか。

 

2.硬水と軟水の特徴の違いと目的別の選び方

硬水と軟水の違いとは?特徴の違いを活かしたお水の美味しい飲み方

ミネラルウォーターの硬度によって、軟水と硬水に分けられています。

では、軟水と硬水のミネラルウォーターでは、どちらを選べば良いのでしょうか?

ここでは、硬度によって違いがあるミネラルウォーターの特徴や選び方についてご紹介します。

 

①軟水は口当たりまろやかな飲みやすさが特徴

硬水と軟水の違いとは?特徴の違いを活かしたお水の美味しい飲み方

軟水のミネラルウォーターには、どんな特徴があるのでしょうか?

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日本では、ミネラルウォーターのほとんどが軟水です。

日本人は軟水に親しんでいるため、舌にあっており、飲みやすく感じる人も多いのではないでしょうか。

軟水はカルシウムやマグネシウムなどの含有量が少ないため、口当たりがまろやかで、さっぱりした感じがします。

小さなお子さんや高齢の方であっても、体への刺激が少ないので安心ですよね。

軟水は、日本料理やお茶・コーヒーの風味出しに向いているなど様々な利点があります。

日本人のライフスタイルにも寄り添ってくれる軟水は、日本人向きのと言えるでしょう。

 

②硬水は豊富なミネラル成分が特徴

硬水と軟水の違いとは?特徴の違いを活かしたお水の美味しい飲み方

では硬水のミネラルウォーターには、どんな特徴があるのでしょうか。

硬水は、カルシウムやマグネシウムなどミネラル成分の含有量が高いミネラルウォーターです。

日本人にとって硬水は、苦味を感じたり、のどごしが硬いように感じる人も多いでしょう。

とはいえ、硬水のミネラルウォーターには、カルシウムやマグネシウムなど、多くのミネラル成分が含まれています。

スポーツで汗をかいた後や、栄養分が不足しているように感じた時には、硬水のミネラルウォーターがおすすめです。

さらに硬水のミネラルウォーターには、美容や健康などの効果も期待できるんです!

ダイエットで食事制限をすると栄養分が不足しがちになるため、硬水を飲むことでミネラル分を補給できます。

硬水の水を飲むと、腸を刺激して便秘を解消する効果があると言われています。

ただし、硬水を飲み過ぎると下痢を引き起こすこともありますから、少しずつ飲むようにしましょう。

 

③軟水と硬水の特徴の違いを生かした上手な選び方

硬水と軟水の違いとは?特徴の違いを活かしたお水の美味しい飲み方

軟水と硬水の違いを理解したうえで、どちらを選んで飲めば良いのか迷ってしまいますよね。

軟水と硬水のどちらを選ぶ方が良いのかは、人の好みやライフスタイルにもよるので、一概には言えません。

その時々の体の状態や、用途に応じて選べるようになっておくといいでしょう。

例えば、以下のような場合には軟水を選んだほうがメリットが多いです。

①水分をしっかりと補給したいので、飲みやすさや口当たりの良さを優先したい場合

②日本料理など、素材の繊細な味を大切にして調理したい場合

③お茶やコーヒーの風味を引き出して美味しく飲みたい場合

④お米をふっくらと柔らかく炊き上げたい場合

一方で、硬水のミネラルウォーターには、ミネラルが豊富に含まれているがゆえの用途があります。

①不足しがちな栄養分を補ってくれるため、食生活で不足しているミネラルを補いたい場合

②美容や健康、ダイエットの効果を期待する場合

③スポーツ後の水分補給をする場合

軟水と硬水には硬度やメリットの違いがありますが、どちらが良いかは目的やライフスタイルによって決めるとよいでしょう。

 

3.硬水と軟水によって違う美味しい水の飲み方

硬水と軟水の違いとは?特徴の違いを活かしたお水の美味しい飲み方

硬水と軟水のミネラルウォーターには、美味しい飲み方にも違いがあります。

ミネラルウォーターに少しの工夫を加えるだけで、より美味しく飲むことができるようになります。

ここでは、硬水と軟水によって違うミネラルウォーターの美味しい飲み方をご紹介します。

 

①日本料理やお茶の美味しさを引き出すなら軟水がおすすめ

硬水と軟水の違いとは?特徴の違いを活かしたお水の美味しい飲み方軟水は日本料理やお茶の美味しさを最大限に引き出します。

そのため、水に含まれているカルシウムやマグネシウムなどの硬度成分を取り除いて、軟水に変える機械(軟水器)を用いることもあるほどです。

軟水器の軟水は、自然水や水道水から硬度成分を除去して、硬度をゼロにしたうえでナトリウムを加えた水です。

自然の軟水を自然軟水、軟水器で調整した軟水を人口軟水と呼んで、区別します。

軟水器で生成された軟水を使うことで、コーヒーや紅茶、日本茶の味や香りが格段によくなりますよ!

また、ウイスキーの水割りや日本料理など素材の味を生かしたい場合に軟水を用いるととても美味しくなります。

 

このように、自然軟水や人口軟水を使う事で様々な食材を美味しくいただくことができるのです。

 

②一番美味しく飲める温度で飲もう!

硬水と軟水の違いとは?特徴の違いを活かしたお水の美味しい飲み方

ミネラルウォーターの種類も大事ですが、水の温度も美味しさに大きな影響を与えます。

同じお水なのに甘いと感じたり、飲みにくいと感じたことはありませんか?

とても美味しい水であっても、熱すぎたり冷た過ぎたりすると飲みにくくなります。

逆に、美味しくない水でも温度が適していると、とても美味しく感じることがあるほどです。

  • 軟水の場合、夏場は7度から12度くらい、冬場は15度から18度くらいが、一番美味しく感じられる温度です。
  • 硬水の場合、夏場は7度から10度くらい、冬場は12度から15度くらいが、一番美味しく感じられる温度です。

適温の水は美味しく感じますが、冷やしすぎると水の味が分からなかったり、体を冷やす原因にもなるため注意してくださいね。

自分の体調や好みに合わせて、軟水と硬水を一番美味しく飲める温度を見つけるようにしましょう。

 

③硬水と軟水で違う!美味しく飲めるタイミングで飲もう!

硬水と軟水の違いとは?特徴の違いを活かしたお水の美味しい飲み方

ミネラルウォータを飲むタイミングはとても大切で、美味しさの感じ方が変わってくるって知っていましたか?

軟水に適したタイミング

  • お茶やコーヒーなどを抽出して、美味しく飲みたい時には軟水を使うようにしましょう。
  • 体調が優れない時、体に負担をかけないように優しい水を飲みたい時にも軟水がおすすめです。

硬水に適したタイミング

  • お風呂に入ったり、スポーツで汗をかいた後は、ミネラルを含んだ硬水を飲むと美味しく感じます。
  • 朝起きてすぐに飲む一杯の水は、軟水でも硬水でもとても美味しく感じるでしょう。

このように、ミネラルウォーターを飲むタイミングも、美味しさに大きな影響を与えるのです。

ミネラルウォーターにも賞味期限がありますから、水の鮮度がいい期間に飲むようにしましょう。

 

④硬水と軟水の水を美味しく飲むためにグラスにこだわろう!

硬水と軟水の違いとは?特徴の違いを活かしたお水の美味しい飲み方

硬水か軟水かに関係なく、飲むグラスを少し工夫するだけで、美味しくなったように感じられます。

ペットボトルでそのまま飲むことが多いですが、ワイングラスで飲むと高級感が出てますよね。

瓶入りで販売されているミネラルウォーターも、新鮮でより美味しく感じることがあります。

グラスには色々な種類がありますが、ワイングラスやシャンパングラスで飲むと、味の感じ方も変わってきます。

見た目がおしゃれだということもありますが、手の温度が伝わりにくいので、適度な温度で飲むことができます。

飲み口の厚さが薄いグラスも、飲みやすくて美味しく感じるようです。

どんなグラスを使うにせよ、清潔で透明度の高いグラスを使うようにしましょう。

 

4.まとめ

 

硬水と軟水の違いとは?特徴の違いを活かしたお水の美味しい飲み方

今回は、「硬水と軟水の違いとは?特徴の違いを活かしたお水の美味しい飲み方」についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

私たちが毎日飲んでいる水には、硬水と軟水という2種類があり、それぞれに違いがあることをご理解いただけたことと思います。

軟水は日本人にとって飲みやすい水で、日本料理や生活で使うのに適しています。

硬水はカルシウムやマグネシウムを多く含んでいるので、ミネラル成分を補いたい方にお勧めです。

硬水と軟水では特徴やメリットに違いがありますが、飲むタイミングや温度をしっかり選んで、より美味しく飲むようにしましょう。

日本では軟水がほとんどですが、世界中のミネラルウォーターも気軽に購入できますから、色々試して飲み比べてみると良いでしょう。

水をたくさん飲むことによって、美容やダイエットなどの効果を得ることができます。

硬水や軟水のミネラルウォーターの違いをしっかりと理解して、毎日健康的な生活を送るようにしましょう。

引き続き、「生活に役立つ知恵や裏技」をご紹介していきます↓




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