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お肉の正しい冷凍方法と解凍方法│冷凍保存したお肉の美味しいレシピ

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お肉の正しい冷凍方法と解凍方法│冷凍保存したお肉の美味しいレシピ

お肉は冷凍庫にストックしてあると心強い食材の代表選手ですよね。

もともと肉類は冷凍保存に向いている食材なのですが、実際に冷凍したものを食べてみていまいちと感じたことはありませんか?

旨味がない、パサパサしている、固い、変な匂いがする……など、冷凍したお肉は美味しくないと感じた方がいらっしゃいましたら、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。

冷凍保存したお肉を美味しく頂くにはちょっとしたコツがあるんです。

今回は、お肉の正しい冷凍方法と解凍方法、冷凍保存したお肉の美味しいレシピについてご紹介しましょう。

 

お肉を冷凍保存するメリット

1.長期保存が可能になる

お肉の正しい冷凍方法と解凍方法│冷凍保存したお肉の美味しいレシピ

お肉を冷凍保存する最大のメリットは、やはり長期保存ができることでしょう。

もともと肉類の賞味期限はとても短く、冷蔵庫で保存しても平均で2~3日です。

特に傷むのが早いひき肉や鶏肉は、購入したその日か翌日に使い切らなければいけません。

使い切れずに冷蔵庫で腐らせてしまったという経験がある方もいらっしゃると思います。

ところが、冷凍保存したお肉となると賞味期限は約2~3週間になるのです。

これなら急いで使う必要もないですし、冷蔵庫の中身と相談しながら計画的に使うことができますよね。

お肉をたくさん買いすぎてしまった時や、すぐに使う予定がない時は、とりあえず冷凍することをおすすめします。

 

2.ストック食材として重宝する

お肉の正しい冷凍方法と解凍方法│冷凍保存したお肉の美味しいレシピ

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忙しい時や体調が悪い時など、食材の買出しに行きたくないことってありますよね。

そんな時、冷凍庫にストックしておいたお肉があればとても便利なんです。

肉さえあればなんとかなると思ってる方も多いのではないでしょうか?

肉類はそれだけでメイン食材になりますし、お弁当のおかずにも欠かせません。

お休みの日などの時間がある時にまとめ買いをして冷凍保存しておくと、わざわざ買出しに行く必要がなくなり、家事の時短にもなりますね。

 

3.家計の節約に繋がる

お肉の正しい冷凍方法と解凍方法│冷凍保存したお肉の美味しいレシピ

スーパーなどで売られているお肉は、ほとんどがパック入りのものですよね。

中でも特売のお肉となると大容量パックで販売されていることが多く、少人数の家庭や一人暮らしの方はせっかく安くても購入するのをあきらめてしまう方もいるでしょう。

そんな時は、最初から冷凍保存することを前提にして購入すればいいのです。

ぜひ、好きなお肉が安い時にまとめ買いをして、冷凍保存しておくことをおすすめします。

買出しに行く回数が減ることは家計の節約にも繋がります。

お肉の冷凍保存を活用してやりくり上手を目指したいですね。

 

お肉の正しい冷凍保存方法とは?

お肉の正しい冷凍方法と解凍方法│冷凍保存したお肉の美味しいレシピ

基本的に肉類は生のまま冷凍しますが、ただラップに包んで冷凍庫に入れればいいというわけではありません。

いくらお肉の冷凍保存が便利だといっても、生のお肉を調理したものに比べて味や品質が若干落ちてしまうのは避けられません。

なので、できるだけお肉の鮮度を保ちつつ、味を落とさないように冷凍する必要があります。

冷凍しても美味しいお肉にするためのポイントをこれからご紹介していきましょう。

 

ポイント1.パックのまま冷凍するのはNG

お肉の正しい冷凍方法と解凍方法│冷凍保存したお肉の美味しいレシピ

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スーパーでパック入りのお肉を買ってきてそのまま冷凍庫に入れてしまう方がいますが、これは絶対にやってはいけないことです。

パック内の空気に触れることで、お肉の酸化が進んで傷みやすくなる上に、冷凍焼けの原因にもなります。

また、パックのまま冷凍してしまうと、少しだけ使いたい時でもパックごと解凍することになり使い勝手が悪いです。

肉類を冷凍する時は、必ずパックから取り出し、多少面倒でも一手間かけるようにしましょう。

 

ポイント2.空気が入らないように密封する

お肉の正しい冷凍方法と解凍方法│冷凍保存したお肉の美味しいレシピ

ポイント1でも説明しましたように、お肉は空気に触れると酸化が進んで雑菌が入り、鮮度も味も落ちてしまいます。

なので、肉類を冷凍保存する時は空気が入らないように密封することが鉄則です。

基本的なお肉の冷凍手順

  1. お肉をパッケージから取り出して、ドリップ(肉汁)が出てたらキッチンペーパーで拭き取ります。
  2. 空気が入らないようにラップでぴったり包み、フリーザーバッグに入れてください。
  3. できるだけフリーザーバッグの空気も抜き、冷凍庫で保存しましょう。

お肉の鮮度をできるだけ落とさないようにするためには、可能な限り空気を抜くことが大切です。

この処理をするとしないのとでは、お肉の保存状態が変わると言っても過言ではありませんので、手間を惜しまないようにしたいですね。

 

ポイント3.小分けにして冷凍する

お肉の正しい冷凍方法と解凍方法│冷凍保存したお肉の美味しいレシピ

お肉を冷凍保存する時は、小分けにして冷凍することをおすすめします。

使いたい分だけ使えて便利ですし、少量にまとめた方が冷凍する時間も解凍する時間も短くて済みます。

参考までに、お肉の種類別の小分け方法をご紹介します。

鶏肉(胸肉・もも肉)

  • 鶏肉1枚を好きな大きさに切り分け、1つ1つをラップで包む。
  • 同じぐらいの大きさで切り分けてもいいが、あえてバラバラにするのも使い勝手がよくおすすめ。
  • 肉に厚みがある場合は観音開きにしてから冷凍するといい。

 

ささみ肉

  • 筋を取って下処理をしてから1本ずつラップで包む。
  • 時間に余裕がある時は観音開きにしておくのがベスト。

 

薄切り肉・バラ肉(牛肉・豚肉)

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  • 1回で使用するだけ小分けにして、重ならないように並べてからラップで包むのが理想的。
  • 長さがあるものは、あらかじめカットしておくとそのまま使えて便利。

 

小間切れ肉(牛肉・豚肉)

  • パックから取り出して何等分かに分け、空気が入らないようくっつき合わせてからラップで包む。

 

厚切り肉(牛肉・豚肉)

  • ステーキ用やトンカツ用などの厚切り肉は、筋を切るなどのした処理をしてから1枚ずつラップで包む。

 

かたまり肉(牛肉・豚肉)

  • そのままだと冷凍にも解凍にも時間がかかって扱いづらく品質も落ちやすいので、何等分かに切り分けてから1つずつラップで包む。

 

ひき肉(牛肉・豚肉・鶏肉)

  • 使いたい分量ずつ小分けしてラップの上に広げ、平らにしてからぴったり包む。
  • ひき肉はもっとも傷みやすいので、手早く処理をして空気に触れる時間をできるだけ短くする。

 

ポイント4.急速冷凍すると品質がアップ!

お肉の正しい冷凍方法と解凍方法│冷凍保存したお肉の美味しいレシピ

冷凍したお肉を美味しく頂くには、冷凍するまでの時間がとても重要になってきます。

家庭用の冷凍庫はどうしても一気に冷凍するのが難しく、冷凍に時間がかかると肉の細胞が壊れて水分が流出してしまい、解凍時にドリップが出てしまうのです。

ドリップとは旨味成分を含んだ赤い肉汁のことで、このドリップが多く出るほど肉の旨味が抜け出てしまっていることになります。

それを防ぐには、可能な限り冷凍スピードを上げるほかありません。

冷凍庫に急速冷凍機能がついていればよいのですが、なければ金属パットを利用しましょう。

ラップに小分けして包んだ肉を一度金属パットの上に乗せ、冷凍庫に入れて凍らせます。

凍ってから金属パットごと一度取り出し、フリーザーバッグに入れて空気を抜いてから再度冷凍庫に入れましょう。

時間に余裕がある方は、この一手間をかけることで品質も味も変わってきますのでぜひお試しください。

 

冷凍保存したお肉の賞味期限は?

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冷凍したお肉の賞味期限は約2~3週間、長くても1ヵ月ほどですが、正確にいうと種類や形状によって違います。

冷蔵・冷凍に関わらず、一般的にお肉の賞味期限は鶏肉 → 豚肉 → 牛肉の順で短くなります。

また、ひき肉や薄切り肉などの体積が少ない肉は傷みやすく、厚切り肉やかたまり肉の方が賞味期限が長くなります。

賞味期限の目安を種類別にまとめてみましたので、参考までにご覧ください。

鶏肉 豚肉 牛肉
ひき肉 2週間 2~3週間 2~3週間
薄切り肉・小間切れ肉 2~3週間 3週間
厚切り肉 3週間 3週間
かたまり肉 2~3週間 4週間 4週間
ささみ肉 2~3週間

 

冷凍保存したお肉の解凍方法

お肉の正しい冷凍方法と解凍方法│冷凍保存したお肉の美味しいレシピ

肉類は凍ったまま調理すると扱いづらく、火の通りも悪いため、解凍してから調理する必要があります。

この解凍方法が、冷凍保存したお肉を美味しく頂く上での重要なポイントになるんです。

 

基本は冷蔵庫で半解凍する

お肉の正しい冷凍方法と解凍方法│冷凍保存したお肉の美味しいレシピ

冷凍したお肉を解凍する際に、旨味成分の詰まったドリップが流れ出てしまうことがあります。

このドリップをできるだけ出さないように解凍することがとても重要です。

急いで解凍しようとするとドリップが出やすいので、お肉は時間をかけて解凍するのが鉄則!

冷蔵庫に移して自然解凍するのがベストな解凍方法です。

ゆっくり解凍されますし、低温度で雑菌が繁殖する心配もありません。

ただし、完全に解凍してしまうと水分と一緒に旨味も流れ出てしまいますので、半解凍が理想です。

朝に使用する場合は前の晩に、夜に使用するならその日の朝に冷凍庫から冷蔵庫に移しておくと、半解凍の状態を作ることができます。

室温に戻してから調理するとさらに美味しく!

解凍したお肉を冷蔵庫から取り出してすぐ調理すると、火を通した時に固くなる傾向があります。

それを防ぐためにも、調理する10~15分前に冷蔵庫から取り出してから使用するようにしましょう。

常温に戻すことでやわらかく焼けるようになります。

 

急いで解凍したい時はどうするの?

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美味しく頂くにはじっくり時間をかけた自然解凍がベストですが、時間がない時はどうしたらよいのでしょうか。

急いで解凍したい時は流水解凍をお試しください。

フリーザーバッグのままボウルやお鍋に入れ、水道水を流しながら解凍します。

この方法ですとドリップを最小限に抑えつつ、20分ほどで解凍できるのでおすすめです。

 

電子レンジの使用して解凍する

お肉の正しい冷凍方法と解凍方法│冷凍保存したお肉の美味しいレシピ

もっと急いでいる時や、流水解凍で水を流しっぱなしにするのがもったいないという時は、電子レンジの解凍モードを使いましょう。

ただし、レンジを使用しての解凍は過熱ムラが起こりやすく、肉に火が通ってしまうこともあるので細心の注意が必要です。

冷凍した肉のラップを外し、お皿の上にキッチンペーパーを敷いた上に並べます。

レンジの「解凍モード」もしくは一番弱い火力で様子を見ながら、少しずつ解凍していきましょう。

途中でお肉をひっくり返してあげると、均一に解凍できます。

 

常温解凍はやってはいけない

お肉の正しい冷凍方法と解凍方法│冷凍保存したお肉の美味しいレシピ

冷凍したお肉の解凍方法で一番やってはいけないのが、冷凍庫から取り出してそのまま放置しておく常温解凍です。

暖かい季節などは何もしなくとも短時間で解凍できるので、お手軽な方法に思われがちですが、お肉と室温の温度差が激しいためにドリップが流出しやすくなってしまうのです。

また、部屋の室温が高いと傷みやすく、お肉の内側まで解凍される間に外側が傷んでしまうことがあります。

せっかく上手に冷凍できても、旨味や品質が損なわれては台無しですので、常温解凍は避けるようにしましょう。

 

肉料理の下ごしらえをしてから冷凍保存してみよう

お肉の正しい冷凍方法と解凍方法│冷凍保存したお肉の美味しいレシピ

お肉を生のまま冷凍する方法をご紹介してきましたが、ある程度下ごしらえをしてから冷凍しておくこともできます。

忙しい時の食事の支度が一気に楽になりますので、時間に余裕がある時にチャレンジしてみて下さい。

 

餃子(賞味期限:3~4週間)

  1. 餃子のタネを皮で包み、金属パットの上に間隔をあけて並べていきます。
  2. ラップをして金属パットごと冷凍庫に入れ、凍ったら一度取り出し、フリーザーバッグに入れて再度冷凍しましょう。
  3. 最初からフリーザーバッグに入れるとくっついてしまうので、一度凍らせてしまうのが上手に冷凍するコツです。
  4. 食べる時は通常の餃子と同じように調理して下さい。

※同じような方法で肉団子も冷凍できます。

 

ハンバーグ(賞味期限:約2週間)

  1. ハンバーグのたねを作り成形したら、1個ずつラップに包んでフリーザーバッグに入れます。
  2. 食べる時はフライパンに油を引いて凍ったままのハンバーグを入れ、焼き色がつくまで焼きます。
  3. 水または白ワイン50mlを入れ、フタをして約10分ほど蒸し焼きにしてください。

 

トンカツ(賞味期限:約1ヵ月)

  1. 通常通りに衣をつけ、1個ずつラップで包んでからフリーザーバッグに入れます。
  2. 食べる時は冷凍庫から取り出してそのまま揚げ油に入れ、じっくりと揚げて下さい。
  3. 最初から高温にせず、徐々に温度を上げていくと中までしっかり火が通ります。

 

から揚げ(賞味期限:約3週間)

  1. 鶏肉を一口大にカットし、にんにく・しょうが・醤油・酒などで下味をつけます。
  2. フリーザーバッグに調味料ごと入れ、できるだけ空気を抜いて密封してから冷凍しましょう。
  3. 食べる時は自然解凍し、直前に衣をつけてから油であげて下さい。

 

しょうが焼き(賞味期限:約3週間)

  1. 豚肉をしょうが焼きのタレで揉み込んだ後、調味料ごとフリーザーバッグに入れます。
  2. できるだけ平らにして空気を抜いてから、冷凍庫に入れて下さい。
  3. 食べる時は自然解凍して、通常のしょうが焼きと同じように焼きましょう。

 

まとめ

お肉の冷凍保存方法と解凍方法をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

今回のポイントはこちらです。

  • お肉は基本生のまま冷凍する。急速冷凍をすると品質がアップする
  • 冷凍保存したお肉の賞味期限は2~4週間。種類や形状によって期間が違う
  • 冷凍保存したお肉は解凍のやり方で美味しさに違いが出る。基本は冷蔵庫でじっくり自然解凍

正しい冷凍と解凍の方法を知っておけば、冷凍保存したお肉を美味しく食べることができます。

一手間かけることによって調理した時の美味しさが変わってきますので、多少面倒でも手順を守るようにしましょう。

ぜひ冷凍保存したお肉をフル活用して、食卓を賑わせて下さい!

引き続き、「生活に役立つ知恵や裏技」をご紹介していきます↓




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